今回急接近中の台風21号(チェービー)ですが、今年発生した台風の中でも勢力の強さはトップクラスだと言われています。
それも、最新の予想進路からすると、もろに大阪(関西地方)の上空を通過することが決定してしまいました。
そうなると、台風21号(2018)によって、大阪を含む関西地方は、飛行機はもちろんのこと、電車(鉄道)や高速道路にもかなりの影響を与えることになります。
そこで、今回は最新の遅延情報も紹介しつつ、どんな影響が考えられるのか?というところについて言及していこうと思います。
台風21号(2018)の進路
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引用元 https://www.fnn.jp/posts/00400132CX
- 中心気圧 945hPa
- 最大風速 45m/s
- 最大瞬間風速 60m/s
- 位置 足摺岬の南南東・約100km
- 進路 北北東 35km/h
台風21号(2018)米軍の予想
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引用元 http://www.metoc.navy.mil/jtwc/products/wp2518.gif
国内と米軍の最新の進路予想を見てみると、到着時間は少しズレるものの、だいたい一緒で大阪(関西)を中心に名古屋(東海地方)、北陸(福井など)なども通過しそうです。
大阪(関西)に上陸するのは4日の午後(15時前後)となるみたいで、この時間帯はかなり警戒していたほうが良いでしょう。
気になるのは、このままの勢力を保ったまま上陸するのかどうか?どのくらいのスピードで抜けていくのか?と言ったところ。
特に心配なのは、大阪とは離れますが、少し前にあった西日本豪雨で被害にあっている人達の存在です。
まだまだ復旧作業が続いている状態での台風21号の上陸はちょっと可愛そうで仕方がありません。
せめて、被害を最小限に押さえられる対策を取ってほしいと思っています。
大阪(関西地方)の電車(鉄道)への影響
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引用元 https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/typhoon/
大阪を含めた関西地方は、日本で2番目に人口が集中している地域。
新幹線を含めた電車(鉄道)では、毎日多くの人達が利用している事を考えると、今回の台風21号でかなりの人に影響が出ると思われます。
かといって、簡単に休んだり、早退したり出来ない会社があるのも事実なので、場合によっては帰宅難民が出るかもしれません。
その中に自分が入ることが無いように、台風が1番近づくと言われている4日は、電車(鉄道)の遅延情報には敏感になっておくことをおすすめします。
少しでもヤバイと感じたら、早めの対策を取るようにしましょう。
以下に、大阪(関西)の主な電車(鉄道)の情報が網羅できるサイトを載せておきますので、参考にしてみてください。(運休予定の在来線も結構あるようです)
とれいんふぉ関西エリア
4〜5日の電車(鉄道)の遅延情報に関しては、また最新の情報が入りましたら随時更新していきたいと思います。
JR西日本が運休する予定
どうやら、JR西日本が早めに被害を最小限にするために一部の列車の運転を取りやめたり、運休をする予定を発表したようです(素晴らしい判断ではないでしょうか)
11時15分に更新された公式サイトには、「台風21号の接近に伴い、明日(9月4日)、京阪神エリアにおいては、早朝から一部列車の運転を取り止め、各線区で概ね午前10時までには全ての列車の運転を取り止める予定です。また、台風の影響によって、以降の運転を終日見合わせる可能性があります。詳しい運転計画については、分かり次第お知らせいたします」と記載。台風の進路、規模により運転計画を変更する場合があるという。
そのほかの関西の各私鉄は、南海電鉄が運転休止を予定。阪急電鉄、阪神電鉄、近鉄電車、京阪電車は運転を見合わせる場合があるが、現時点では通常運転をおこなう予定だという。
引用 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180903-00047693-lmaga-life
関西の私鉄(南海電鉄)も運休の予定ですし、阪急電鉄や阪神電鉄、近鉄や京阪も4日は時間帯によって運休するようなので、情報をチェックしておくと良いですよ。(大阪環状線を始めとした、大阪の在来線も時間帯によって運休するようです)
また、大阪だけではなく、関西地方全体(和歌山、兵庫、京都、奈良、滋賀)のJRや在来線も運休を予定しているところがあるので、そちらに用事がある場合は、情報収集しておくことをおすすめします。
大阪(関西)の高速道路への影響

大阪を含めた関西の高速道路は、毎日かなりの交通量ががあります。
特に、今回の台風21号は平日に来る予定ですから、営業車や荷物を運ぶトラックなどが沢山通行している状態です。
以前の私も、平日の阪神高速はトラックで何回も走ったことがありますが、環状線の合流地点はいつも渋滞で、例えば、1番左から1番右の車線に行くのに結構苦労した覚えがあります。
そんな毎日交通量の多いのが大阪(関西)の高速道路なので、台風が直撃する4日はよく道路情報をチェックしておく事をおすすめします。
途中で通行止めになって下ろされたら、下道はかなりの渋滞になり、しんどい思いをすることになりますから。
・・・ということで、少しでも最新の道路情報を把握して、最善の方法を取っていきましょう。(以下の道路情報を参考にしてみてください)
台風21号がくる可能性が高い4日に気をつけた方が良いかな、と思う高速道路が『阪神高速3・4・5号線』の海側ではないでしょうか。
関西国際空港から神戸の須磨あたりまでの海側の阪神高速は、もろに風の影響を受けそうな予感がするので、気をつけたほうが良いかもしれません。
あと、大正区の眼鏡橋ってあったと思うんですけど、あそこも台風が来た日は利用したくないですね・・・個人的な意見ですけど(苦笑)
いずれにしても、今回の台風21号は高い勢力を保ったまま、大阪(関西)に来る可能性が高い為、特に車高の高いトラックは横転する確率が高くなるので、気をつけてください。
新名神・山陽道・中国道が通行止めになる可能性あり
台風21号の接近に伴い、9月4日午後から9月5日未明にかけて、西日本地域の広い範囲において大雨及び強風の影響により、高速道路の通行止めが発生する可能性があります。不要不急のお出かけはお控えいただきますようお願いします。
・大雨により、別紙のとおり名神、新名神、山陽道、中国道などで通行止めが予想されております。
・この予想は16時現在の気象予測に基づくもので、降雨状況等により実際と異なる場合があります。
・今後の気象予報と最新の交通状況をご確認いただきますようお願いします。
なお、通行止めはお客さまの安全確保のために必要な措置であり、ご理解いただきますようお願いいたします。引用元 NEXCO西日本
NEXCO西日本は、新名神や山陽道、中国道などを通行止するかもしれない、と発表しています。
どうやら、
西日本高速道路(NEXCO西日本)によると、山陽道の神戸北インターチェンジ(IC)―備前IC、名神道の京都南IC―西宮ICなど近畿、中国、四国の計約30区間を4日午後1時から順次通行止めにする見込み。
引用元 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34926830T00C18A9AC8Z00/
こんな感じで、山陽自動車道や、名神高速道路などの一部の区間(約30箇所)を4日の午後13時から通行止めにする予定だそうです。
特に、予定通りの時間に到着させなければいけないトラックドライバーの方々には痛いお知らせかもしれませんが、4日は通行止めを想定して迂回路を決めておいたり、到着予定をズラしてもらうなりして、事前に対策をしておくのが良いと思います。
まとめ
今回の台風21号(2018)は、最新の進路予想では大阪(関西)の上空を通過することになりました。
4日の午後(15時前後)にかけて来る予定となっていますが、かなり強力な台風だということだけは分かっているので、1人1人が最大限の警戒をしておいたほうが良さそうです。
一応、JR西日本などの電車(鉄道)が事前に運休する予定を立ててくれているので、最初から会社に出社するのが難しい人も出てくるかもしれませんが、出社した場合は、会社側がなるべく社員を早く帰宅させるような指示を出すことだと思います。
1番大切なのは命ですし、電車(鉄道)の運休が相次いで帰宅難民が増えても、誰にもメリットはありませんから。
とにかく電車(鉄道)の遅延情報や、高速道路の情報をこまめにチェックして、早めに帰宅できるような対策をすることをおすすめします。
この記事が参考になれば幸いです。
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