なんと、白鳳に続いて稀勢の里まで休場という波乱の初場所となっています。
特に、稀勢の里は今回で5場所連続の休場(怪我の為)という事で、引退勧告、あるいは引退の可能性はあるのでしょうか。
今後の進退なども含めて言及していきたいと思います。
稀勢の里・引退勧告の可能性
今回、初場所で1勝4敗となり、3日連続で金星配給を与えてしまった稀勢の里に対して、横審(横綱審議委員会)が引退勧告を出す可能性はあるかもしれません。
横綱が金星を4つほど与えてしまう事で、収入が年間100万くらい増えるような話も聞くので、今回の話で言えば、稀勢の里が3日連続で金星を与えた事で、横審は約75万円の支出が増えるわけです。(あくまでも仮定であり、予想です)
現段階では、5場所連続で休場という上に、今回は全休ではなく、3連敗からの休場という横綱にとってはかなり印象が悪い休場となりました。
これらの事から、横審の方から引退勧告を出すかもしれない、という可能性もあるでしょう。
・・・と言っても、もし稀勢の里が引退表明をしたとしても、横審(横綱審議委員会)が稀勢の里に引退勧告を出したかどうか?は公に公表されない為、分かりません。
つまり、稀勢の里が引退表明をしたとしても、
- 横審から引退勧告を受けたから引退表明したのか?
- 自分で引退しよう、と決めて引退表明したのか?
は、分からないということですね。
稀勢の里・引退の可能性と今後の進退
横綱相撲ができなくなって、それで勝てなくなるのなら、引退するしかないと私は思う。
大相撲は他のスポーツと違う。
横綱は他の力士と違う。#モーニングショー#大相撲#白鵬#稀勢の里#羽鳥慎一#テレビ朝日— levink (@Bzr111Levin) 2018年1月14日
稀勢の里が引退するのかどうか?や、今後の進退でポイントとなってくるのは、
- 春場所までに怪我は完治するのか?
- 春場所までに自分の相撲が取れる状態まで仕上げられるのか?
この2つというところでしょうか。
今回の稀勢の里は、「左大胸筋損傷疑い、左前胸部打撲」という診断を受けたと言われています。
この怪我を、春場所が始まるまでに治して相撲を取れる状態まで仕上げる事ができれば良いですが、もし出来なければ、春場所前に引退する可能性も出てきます。
この時点で、横審から引退勧告を言い渡されるかもしれないですし・・・。
また、何とか怪我も完治して、春場所に出場出来たとしても、負け越すようなら、今後の進退で引退という文字が浮かんでくるでしょう。
現に、過去引退した横綱を例に挙げると、
- 貴乃花は7場所連続休場後、休場明け3場所目で引退表明
- 武蔵丸は6場所連続休場後、休場明けで引退表明
このようになっています。
連続休場して休場明けの復帰後に「やっぱり無理」という事で引退していった横綱が実際いるということですね。
つまり、稀勢の里も
『春場所に出場して結果を出さなければ、引退する可能性が高くなる』
ということ。
怪我の状態によっては、ある程度回復するまで満足な稽古もできない上に、稽古する期間も短くなります。
更に、横綱は勝って当たり前というプレッシャーがあるので、そこと向き合うのもかなりの精神力を削る事でしょう。
そんな中で、稀勢の里は復活劇を見せることができるのでしょうか。
まとめ
今回は、稀勢の里に引退勧告はあるのか?あるいは引退の可能性はあるのか?
また、今後の進退なども含めて言及してきました。
正直なところ、稀勢の里が横綱でいられるのはそう長くはないかもしれません。
つまり、引退の可能性は、休場明け、あるいは春場所の成績次第であり得ると予想しています。
もし、希望があるとしたら、今回の怪我が予想以上に早く完治して、稽古もしっかり出来て、メンタル的な部分も復活すれば、稀勢の里の復活劇が見られる可能性はあります。
確率は低いかもしれませんが、たった1人の日本人横綱には頑張ってもらいたいな、と思います。
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